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ズッコピーとゴマチン

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2009年 03月 15日

うちのレシピ

2009年4月18日に追記しました。
2009年11月30日に追記しました。

今日は、猫ごはんを作る日。
うちのレシピをご紹介します(生肉の画像がエグすぎたらゴメンナサイ)。
使用する肉はオーガニックのウサギ、鶏の太もも、七面鳥の腿など。
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栄養学上、肉は1種のみを使用したほうが良いので、種類の違う肉は混ぜず
3種類のメニューに分けます。
赤身の肉の方が栄養価が高いので(タウリンも多い)鶏肉の場合ささみより腿肉のほうがベターです。
太腿肉は、骨と肉の割合もちょうど良いのでリンとカルシウムのバランスも取れています。
ウサギと鶏の太腿は骨もグラインダーでミンチして混ぜますが、
七面鳥は骨がでっかくてグラインダーに入らないので(金づちで割ってから
グラインドする人もいるようですが面倒なので)、うちでは七面鳥は
骨なしで作れるFELINE FUTUREのINSTINCT TCというフリーズドライされた材料を
水に溶かして肉とレバーに混ぜています(手抜きです)。

肉を半冷凍すると切りやすくなるとの情報を得たので、早速サル真似してみました。
2時間くらい冷凍庫に入れたら、確かに肉が少し固くなって皮がはぎやすく、
骨から取れやすく、肉が切りやすくなったけど手が凍傷になりそうでした~~~。
以前はゴム手袋を使っていたけど、毎回鶏肉用のはさみで指先をチョッキンしてしまい、
すぐにゴミ箱行となるので今はもっぱら素手です・・・結局半冷凍はせずに生のまま作っています。

でもTASINグラインダーをゲットしてからは、かなり手際がよくなりました。
これ、ものすごく良い仕事してくれます。
鶏の腿の骨もブイ~ンとあっという間に、1mmくらいにミンチしてくます。

このレシピは、シンプルさ、栄養の点、作りやすさの点から見て、
色々な情報の中のから自分で納得して落ち着いたものです。
でも、これからも更に改良されるかも・・・
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材料:

●骨付き肉:約900g
タウリンの豊富な同種の動物の心臓が手に入れば10%くらい加えます。

●レバー:約100g
鶏肉を使う場合は鶏レバー、ウサギ肉の場合はウサギのレバーを使用

肉以外の材料:
●卵黄2個
●タウリン 2000mg (パウダー、小さじ1/2)
●ビタミンB コンプレックス 100mg (液体小さじ2)
現在使用しているのは錠剤で、これをすり鉢で粉にして混ぜてます
●サーモンオイル 200mg(100mgカプセル2個)
●ビタミンE 400IU (カプセル入りパウダー1個)
●水1カップ(BRITAのフィルターを通したものかスプリングウォーター:
イタリアは超硬水なので・・・)

●サイリウム(必要に応じて)小さじ2 - もともと快腸なので現在は使用していません
●ヨード入り減塩ソルト 小さじ3/4
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上記を全て混ぜ合わせる。
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作り方:
お肉は水で洗ってから、皮を取ります(高カロリーにしたい場合は、半分くらい皮も入れます)。
オーガニックの肉でない場合、脂身や皮には有害物質がたまりやすいので、
できるだけ取り除きます。

肉を骨から切り取って猫が噛んで食べられるくらいの大きさ(1-2cm角)に切ります。
肉ごと全部ミンチにしてしまってもいいのだけど、歯の健康のためには噛むことのできる
大きさの肉を入れるほうが良いので、面倒でも良く切れる包丁でカットします。
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骨付き肉をミンチします。
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機械につまった肉を搾り出すには、最後に氷かトーストを1枚ミンチすると最後まで搾り出せます。

肉とミンチをハンバーグを作るときの要領で良く混ぜます。
別に卵黄、水、サプリ、ミキサーにかけたレバーと心臓をミックスしたものを用意し、
肉に混ぜたら出来上がり。
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ひき肉の量(骨付きミンチ肉)の量が多いとねっとりめに、一口大に切った肉の量が多いと
汁っぽい出来上がりになりますが、うちは何でも食べるので特に調節しません。
それぞれの猫ちゃんの好みに応じて、お湯を加えたり、作るときの水の量を
減らしたりすると良いかもしれません。
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肉などの材料を衛生面、鮮度などが信頼できるところで購入できない場合は、
できるだけミンチされていない肉を使用するのが良いです。
ミンチされた肉はブロック肉に比べて、空気に接触する面積が広くなるため、
細菌が繁殖しやすくなるからです。

与え方は1日3回(ズッコが1歳になる頃には2回にするつもり)一定の時間に与えます。
一日中フードを出しっぱなしにするのは、食べ物の酸化、腐敗の問題以外に、
だらだらと1日中食べるため胃や腸、消化酵素を作る脾臓などが
休みなく働かなくてはならず負担がかかるので良くないようです。

冷凍したフードは冷蔵庫の中で解凍して、食べる前に湯煎しネズミの体温(!!)程度に
温めてからプロバイオティックスを加えます。
まずありえないけど、もし食べ残した場合は30分たったら没収です(生なので衛生面も考えて・・・)。
こうしていると、食べた量と排泄量をモニタリングできるので便利です。
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カリカリを食べていた頃は大量の水を飲んでいたので、ドリンクウェルという
フィルターファウンテンを使っていましたが、生食は水分が多いので
ほとんど水には手をつけません。しかしおPっこは沢山します。

生肉の中の消化酵素は冷凍すると死んでしまう可能性が高いということを読んだので、
1週間以上冷凍したものは与えるときに消化酵素を混ぜることもあります
(殆ど1週間以上保存することはありませんが・・・)
炭水化物、穀物、野菜類は一切なしです。
猫科の動物は自然の状態では、獲物の消化器官内で半分消化された炭水化物や
繊維を摂取しているとも言われていますが、実際のところ消化器官や腸は
食べない場合が多いそうなのです。
また、炭水化物は口内のPHをアルカリ寄りにしてしまいます。

ズッコピーもゴマチンも何でも良く食べてくれるけれど、好物は鶏とウサギで、
その次が七面鳥、ウズラかな・・・
牛肉、子羊などはあまり好みません。
猫によっては牛肉にアレルギーを起こすことがあるそうです。
確かに自然の状態では、猫は牛を獲物にしないですもんね。

よく生肉を与えると野生帰りする?なんていうことも耳にしますが、
確かに生食を食べると行動が活発になるかも・・・。
生肉は消化時間が市販のフードに比べて半分くらいなので、
食べ物がお腹にもたれたりすることがなく行動的になるのかもしれません。
肥満気味だったゴマチンですら、生肉になってから、子猫のときのように
マトリックス式壁キックでズッコピーと一緒に爆走してますから・・・
これが野生帰りかどうかはわかりませんが、私は、一日中眠りっぱなしの猫ちゃんより
こういうワイルドなやつらのほうが好きです。

準備中は、足元でおしりユラユラ、食事中はウガウガ・・・
あっという間にお皿が空になって、作り甲斐あります。

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by zukko-no-zu | 2009-03-15 06:56 | BARFダイエット


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