2009年 02月 14日
5年前のバレンタインデーに、ゴマシオ ヨットレースに出場する旦那チンに付き合って、アンツィオという海辺の街に行ったときのこと。 海岸でレースの準備中に旦那チンのヨットに飛び乗ってきた小汚い子猫。 チビラのくせに子猫らしい可愛さが全然なくて、痩せてボロボロ。 早速、近所のスーパーマーケットで猫缶を買ってあげたら2つもぺろりと平らげ、 「もっとちょうだ~い」1日中私にくっつきまわる始末。 レースが終わってローマに帰る準備をしながらの旦那チンと私の会話。 「どうする?」 「連れて行こうよ」 「でも、うちには老猫のタッタ様とボンボ様が・・・」 「何か病気をうつされそう・・・」 「でも、このままおいていけない・・・」 「どうする?」 {どうする?」 本人の意向を尊重しようということになり、 「私たちと一緒にローマの家に来る?」とたずねたところ、 「にゃ」との返事 (本当にこう答えたのですよ~!!)。 ってことでうちの子になりました。 早速、獣医師の友人のところへ連れて行ったら、手に汗握るFIVとFELVテストは 陰性であったものの、肋骨が折れていて、歯茎にひどい炎症があり、 骨盤にも大きな打撲を負っていて下痢と発熱という診断・・・ たぶん生後3ヶ月くらいだろうとのこと。 それから3ヶ月間、看病の日々が続きました。 毎日眠ってばかりで、こんなおとなしい猫見たことないわ~と関心していたら、 回復したとたん本性が一気に爆発。 ニックネームは、デストロイヤー、ワニ、ピラニア、ゴジラ、ティラノザウルス・・・ 理由はご想像におまかせします。 チビラのころは脱走癖にさんざん悩まされました。 家は5階(日本の6階)なのですが、2m以上あるテラスの柵(幅3cm)を ゆらゆら歩いたり、屋根に上って鳩を追いかけたり・・・ 成長して脱走防止ネットの穴を通過できなくなったので落ち着きましたが、 今でもチャンスがあると逃げます。 別荘でも窓の網戸を破って5m以上の高さから飛び降りて逃げ、 夜中に懐中電灯つけてオレンジ畑を傷だらけになりながら探し回ったこともあります。 その時はやっと見つけたと思ったら、木の上に逃げやがった!! そういえば、高速道路で停車したときに脱走して、車の下→ボンネットの中に 逃げ込んだこともありました!! この時はさすがに心臓止まるかと思ったけど、骨の1本くらい折れてもいい~、 とキャーキャー騒ぐゴマシオを半泣きで力任せに引きずり出しましたっけ。 ズッコピーが来てからは、すっかりおねーさんぶって、取っ組み合いのけんかで 歯と爪の使い方、キックの仕方、後方からの襲いかかりかたなどを 伝授しているようです・・・ ランキング参加中! ランキング参加中!
by zukko-no-zu
| 2009-02-14 10:10
| ゴマチン
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
お気に入りブログ
最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||